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小型家電のOEMメーカー探索

事例
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クライアント企業
事業内容小型家電の製造(ファブレス)および販売
所在地日本
進出目的チャイナプラスワンとして、ベトナムとインドネシアのOEMメーカーへの変更を検討
課題独自にリストを作成してコンタクトをしているものの、返信が得られていなかった。
また、webからは入手できない情報が多く、リストアップ数が十分でなかった。
結果ロングリストを作成し、対象企業に弊社からコンタクトを行い面談を設定

本件の経緯

タイムライン
  • 2023年5月末
    初回面談

    OEM候補先としてリスト作成したものの、面談まで至れないとしてご相談頂きました。また、webで入手できない情報も多く、リストの作成そのものにも苦慮されていました。緊急案件とのことで、6月より1ヶ月で実行することで合意しました。

  • 2023年6月
    稼働開始

    インドネシアとベトナムを対象に、対象企業のリストアップを開始。ヒアリングもしながら対象企業の絞り込みも実施。

  • 2023年6月
    稼働終了

    クライアント企業のご要望により得られた情報を五月雨式にご提供。いくつかの対象企業と面談を設定し稼働が終了しました。

クライアント企業の当時の課題

インドネシアやベトナムを始めとする東南アジア諸国では、現地言語でないと入手できない情報が多くあります。また、webでは最新情報が見つからないことが多く、自社のwebページを持っていない地場の会社も少なくありません。クライアント企業もまさにその点で苦労されており、ターゲットリストとして十分な情報を得られていませんでした。

また、新規での問い合わせに対する対応も日本とは異なり、外国人が問い合わせをしてもなかなか返信がもらえません。対象数が少ないリストからピックアップした会社に問い合わせをしても返信がなく、面談まで進められず苦労されていました。

業務内容

  • ベトナム、インドネシアでの同様の小型家電、また類似小型家電を製造しているメーカーを様々なデータベースを元にリストアップ
  • OEM能力の有無、日本企業との取引実績、その他会社業績等についてヒアリングを実施
  • 得られた情報を元にリストを作成し、対象企業を選定
  • 対象企業との面談を設定

所見

東南アジア各国では、ローカル言語を使わないと入手できない情報が数多くあります。また、ホームページを保有していない会社も珍しくありません。

日本人のような外国人からすると大きな障壁です。現地に根ざしたネットワークを活用することで、意外とすんなりとこの障壁は超えられます。

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