2024年の東南アジア地域全体の案件件数は633件、案件総額は$4.56bで、前年比41.7%減少しました。地域におけるメガ案件の不足が原因の一つと考えれています。また、2019年以来四半期ベースで最低の案件数となった2024年第4四半期において、エクイティ・ファイナンスの案件数は116件、案件総額は$1.2bでした。
エクイティ・ファイナンスが激減する一方で、デット・ファイナンスが急増しました。年間総数は54件、合計貸付金額は$1.85bとなり、実に昨年と比較して150%増です。
本レポートでは、東南アジア地域におけるベンチャー投資の状況及び動向、地域に関心を持つ投資家や起業家にとっての課題や機会を紹介します。