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事業計画書の作成方法 ~目的別 事業計画の正しい立て方~

2016/02/05COLUMN

「事業計画を提出してください」

あなたも、銀行や投資家からこんなこと言われたことありませんか。

しかし、事業計画はどうやって書けばよいのでしょうか?

今回は事業計画書の書き方について見て行きましょう。

何のための事業計画書なのか?

まず、気をつけなければならないのは何のための事業計画か、によって事業化計画書の書き方は変わるということです。

投資家から資金調達をするため、銀行から融資を獲得するため、ビジネスプランコンペに提出するため、補助金や助成金に申請するため・・・事業計画書を書く目的は様々ですが、その多くは自分のためでなく、相手にプレゼンするため、相手に自分の事業プランを理解してもらうためのものではないでしょうか。

そうなると相手と目的によって、事業計画の書き方は変わってきます。

<投資家から資金調達する>

ビジネスプランの要諦をシンプルにわかりやすく伝える必要があります。
そして、そのプランには独自性や優位性がないといけません。
この独自性と優位性を一言でいえるまでに研ぎ澄ますことも効果的です。

また、投資は現在でなく将来を評価していますので、成長性を重視した少し強気の売上計画でも良いでしょう。

ただ注意していただきたいのは、投資家はビジネスプランの内容もそうですが、それと同じくらい慎重に人の資質を見ています。

熱意があるか、信用できるかなどの視点からも見ており、こうした定性的な要素も投資判断に影響してきます。

<銀行から融資を獲得する>

銀行はお金を融資する際、「返済原資があるかどうか」を見ています。
極端にいうとビジネスプランの内容よりも「返済原資があるかどうか」が重要なのです。
または担保があるかどうか。

そういったことを重要視する銀行に対する事業計画書では返済原資があることをPRしないといけません。

事業計画も固めで無理のないものの方が良いですし、将来計画どおりに収益が上がる根拠(例えば、注文書など)を提示した方が良いでしょう。

<補助金、助成金に申請するため>

申請しようとする補助金や助成金の趣旨や公募要項を熟読し、その趣旨に沿った書き方をすることが必要です。

また審査員の全員が専門家であるとは限らないため、業界素人でもわかるよう、平易な表現で図などを駆使し、わかりやすく書くことが重要です。
書いた内容の信頼性を上げるため、実績やデータを引用するのも効果的と思われます。

このように様々な書き方がありますが、「わかりやすく、シンプルに」が基本です。

あとは相手と目的によって味付けをしていくという感じでしょうか。

TSIでは事業計画のお手伝いもしております。
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