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ベンチャーだからこそ相談したい 資金調達の二つの方法とその使い方

2016/02/04COLUMN

事業を行うにあたって、どうしても必要となるのが資金です。

手持ちの資金だけで事業を始めることもあるかもしれませんが、 多くの場合、経営者は何らかの形で「資金調達」を行い、事業を始めます。

それでは、資金調達をうまく進めるにはどうしたらよいのでしょうか?

ここではちょっとしたコツについてお話していきましょう。  

資金調達の方法は2つ?

資金調達の代表的な方法は二つ。

「銀行から借りる」と「投資家から投資を受ける」です。 

最近では、クラウドファンディングを利用した予約販売や寄付での調達という方法もありますが、 ここでは代表的かつ伝統的な二つの方法について書きます。

「銀行から借りる」と「投資家から投資を受ける」ことの大きな違いは、調達したお金が許容するリスクです。

まず、「銀行から借りる」ですが、改めて確認したいのは「借りたお金は返さないといけない」ことです。

貸借対照表では、借入金は負債の欄に計上されます。

しつこいようですが、負債の欄に計上されるということは、そのお金は「返さないといけない」のです。
ということは、その借入金を使って何をするか、が重要です。
返すあてが明確でないと財務バランスを崩します。

資金調達で重要なこととは

「調達」と「使途」のバランスです。

借入金は、事業が成功しようがしまいが、絶対に返さないといけないお金です。
これを使って、キャッシュをすぐに生まない、また将来的に生むかどうかもわからない開発に使えば、バランスが崩れます。

一方、投資家からの投資資金は事業リスクを負った資金です。
つまり、事業に失敗したら返さなくても良いけど、 成功したらたくさん返してね、というお金です。

この資金を使って将来成長するための開発に使うことはバランスします。

「銀行から借りる」ということは、 事業が成功しようがしまいが絶対に返さないといけない。

だけど、事業が成功したら、利息さえ払えば借りた分だけ返せばよい。

「投資家から投資を受ける」ということは、事業が失敗したら返さなくてよいが、成功したらそれ相応のリターンを提供しないといけない、ということになります。

簡潔にいうと「返すあてがあるなら借入で。 返すあては明確になっていないけど将来性の高いものなら投資家からの投資資金で。」ということでしょうか。

目的や使途によって、両者をうまく使い分けることが重要です。

TSIでは、資金調達に関する御相談も受けております。

より詳しく知りたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせ下さい。

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