M&Aアドバイザリー
「事業立ち上げの時間を節約しつつ海外新規市場へ参入をしたい」、「既存の海外事業を一気に拡大したい」、「海外企業を買収したいけど進め方がわからない」、「自社のネットワークだけでは買収先が見つからない」といった課題をお持ちではありませんか?弊社のM&Aアドバイザリーサービスでは、初期的検討段階からクロージングまで一貫してM&Aを通じた事業拡大をサポート致します。
提供サービス
M&A戦略策定
会社としての中長期計画から逆算し、市場環境を踏まえた対象企業の条件、ディールストラクチャーの設計、買収後の経営統合指針等、クロスボーダーM&Aをどのように進めるか、戦略を策定致します。
ターゲット企業調査
現地メンバーおよびパートナーネットワークを活用し、買収先候補企業のロングリスト作成およびショートリスト化、財務状況や事業状況の調査と整理を実施いたします
デューデリジェンス
実績豊富な弁護士事務所および会計事務所と連携した法務デューデリジェンス・財務デューデリジェンス、市場環境や競合動向も踏まえたビジネスデューデリジェンスを実施し、対象企業の精査及び交渉条件の整理を行います
トランザクション
国によって買収の最終段階に必要な手続きが異なります。上場・非上場を問わず、現地の法律に則りつつ効率の良い譲渡手続きを確実に実行するまでサポート致します
事例
エネルギー業界老舗企業の海外進出
【背景】
エネルギー業界で65年以上の社歴を有するクライアント企業が今後の市場縮小を懸念され、弊社にご相談いただきました。
将来的に日本の市場の縮小が見込まれている中で、市場が縮小しきる前に海外市場への展開をしたいという危機感を強くお持ちでした。
【アプローチ】
提携候補先のベトナム企業の調査と精査を行い、特に有望な企業とお引き合わせを行い、ディール推進管理を始めとして、現地視察のアレンジ、デューデリジェンスサポート、取引の包括的なサポートを通じて資本提携とJVの設立に至りました。その後は、共同でベトナムのエネルギー分野における小売り事業の展開に取り組まれています。
【成果】
コロナによるロックダウン期間と重なり、対面での面談が難しい中で通常のM&Aより長い期間を要しましたが、双方の前向きな取り組みによりクロージングに至りました。
一から市場を開拓するのではなく、営業基盤をもっている現地企業と共同で事業を運営することで、
・大幅なスピードアップ
・現地商習慣に基づくノウハウの獲得
の実現に繋がりました。